京都に住む、町家に住む。

築100年近い町家をリノベーションしていく様子、毎日のご飯や思う事をぼちぼち書いていきマス

京町家の助成金や控除などなど

思い切って京町家を購入してから調べることがたくさんありました。

 

新築を購入する場合と違って古家の場合は様々な支援事業や控除の対象になりにくい・・。

でも、私たちにとっては一生に一度の大きなお買い物。

金銭的に助けてもらえるならお願いしたいという思いで色々と検討してみました。

 

● 税金などに関するものとして

 

・住宅借入金等特別控除(住宅ローン減税)

新築物件購入ローンの場合はすんなりと対象になるそうですが、古家になるとなかなかハードルが高い。でも、調べていくうちに今年に法律が変わって古家でも対象になる可能性が!ただし耐震基準適合証明書を提出できたらとのことで、その耐震基準が一体どのような基準なのかも・・・そもそも町家は伝統構法で建てられているものだから対象になるのは難しいかな・・と思いながらも模索していました。

 

・増改築をした場合の住宅借入金等特別控除(リフォーム減税)

こっちの方が対象になりやすいとのこと。リフォームにかかった費用に対する控除。

 

 

助成金に関するもの 

京都市では京町家や木造建築に対する助成金制度があります。

市役所の都市計画局の方と京(みやこ)すまいセンターでは丁寧に説明してくれて助かりました。

私たちの家は、100年近く頑張って建っててくれた家なので耐震に対してそこまで神経質になる必要はないと思っていますが、家を良くするために助けてくれるのであればお願いしようと思いました。

 

①木造住宅・京町家等耐震改修助成事業

②まちの匠を活かした京都型耐震リフォーム支援事業

 

①の事業はなかなか難関で、私たちの工期を考えると時間がかかるので②の事業に的を絞って申請する事に決めました。

 

京都市既存住宅省エネリフォーム支援事業

極度の冷え性の私は、これで窓の断熱化や断熱材の設置に補助金いただけるなら嬉しい!!

 

他にも、京町家ファンドなども調べましたが制限が多くて断念。

 

色んな情報を得るのに区役所・市役所・税務署をたらい回しにされてへとへとになった日もありました。きっと支援事業は他にもあるのかもしれないけれど、もともとそういう世界に疎い私にとって、全てが初めての事ばかりで理解するまで時間がかかった・・・そしてなかなか情報に辿り着けませんでした・・。

ちゃんと理解した方がよいと思って国税庁財務省に直接電話で聞くようになり、最終的には建築法にぶち当たって頭もパンパン (;´༎ຶД༎ຶ`)

 

助成金や控除を考えている事をぺーさんに伝えたところ、使えるもので進めて行きましょうと言ってくれました。

お仕事増やしてしまってごめんなさい状態で、ややこしい手続もあるのに一緒に考えてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。

 

たくさんの人のおかげで出来上がる私たちの家。

あと100年頑張ってくれたらいいな、という思いで作っていきます (´౿`)

 

 

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                資料は山盛り・・・